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世界遺産登録地域世界自然遺産白神山地は青森県南西部から秋田県北西部にまたがる65,000haに及ぶ広大な山地帯の総称のことで、その一部が1993年12月11日にユネスコの世界自然遺産に登録されました。
白神山地の特徴白神山地の誕生は今から約200万年前に始まった日本海の隆起に起源すると言われ、ブナ林の誕生はおよそ8千年前の縄文時代の草創期であるとされています。 特に世界自然遺産登録地域はその原生状態がもっともよく残されていて、核心地域は立ち入りは禁止となっております。 ブナ林の特徴動物の餌となる植物が多く、他の森林に比較して豊富な動物が生息しているほか自然のダムとしての機能や侵食防止の機能もあるなど自然美だけではなくその機能にも注目が集まっています。 青秋林道の開発から世界遺産登録へ1981年に白神山地を横断する青秋林道の路線決定がなされ、翌年には林野庁が林業実施計画を承認しました。82年には工事が着工されましたが、両県議会や秋田営林局に中止の要望が数多く寄せられ、87年にはついに秋田県が秋田川の工事を中止、88年には青森県側も工事を断念して原生部分は守られたのでした。 世界遺産センター(藤里館)世界遺産センターは湯ノ沢温泉ホテルゆとりあ藤里の下、県道沿いにある建物で、白神山地に関する様々な生態や自然環境を模型などを使い、わかりやすく展示・解説しています。 主な展示物としては世界の世界遺産、日本の世界遺産、白神山地の自然周辺の風土、暮らし、歴史などの紹介となっております。 開館時間:9時〜17時 |