秋田魁新報のニュースに秋田県知事が、秋田内陸線の廃止に言及した記事が掲載されました。

住民悲願の全線開通から約30年。確かに置かれている状況は厳しいですが、鉄路がなくなると一気に過疎が進んだとの過去の状況もあります。まずは乗って残す。地元に愛される鉄道、かつ全国の観光客に向けて魅力あるプランを出し続けてほしいと思いますね。

 

佐竹敬久知事は6日の秋田県議会予算特別委員会で、赤字が続く第三セクター鉄道・秋田内陸線について「今後も自治体の負担が多大になるようであれば、路線バスに変更した場合との比較検討も必要だ」と述べた。

内陸線を運営する秋田内陸縦貫鉄道は2014年度決算で2億204万円の赤字を計上し、県と沿線2市が補助する上限額の2億円を超えた。

県によると、内陸線の車両は大半が使用開始から30年近くたち、車両更新の検討も必要となる。佐竹知事は「あまりに多額の負担が見込まれるようであれば、代替交通の手段も考えざるを得ない。路線バスを走らせた場合の費用対効果を見極めるなど、少しずつ検討を進める」とした。